2009年3月8日日曜日

FXのためのファンダメンタル分析

FXは、大きく分けてデイトレード派と長期投資派とに分かれるようである。どちらにもファンダメンタルは必要であるが、チャートを理解し投資に役立てるのは、どちらかというとデイトレード派の人たちだろう。
チャートを見てポジションを立てるタイミングを見計らうということは、市場参入者の思惑を読もうとする行為である。一方、ファンダメンタル要素は、社会・経済・政治の動向が急変すること=急激な為替変動やトレンド変換を事前に察知するということにつながる。チャートには表れない、予想外の事態は、為替の世界ではあって当然のこと。これをおろそかにするわけにはいかないのである。では、ファンダメンタルとは、具体的にどのようなことを指すのかというと、まずは、経済ニュースでしばしば耳にする、経済指標発表である。月例経済報告、雇用統計、消費者物価指数、住宅着工数、貿易収支・・・たくさんあるのですべてを気にかけるのはなかなかたいへんなことだ。しかし、今のように経済の先行きが不透明な時は、こういった統計や発表が為替に大きな影響を与えることを考えると、ぜひとも勉強して、意味がわからないまでも発表の前はポジションを立てたままにしないなど、戦略を立てておくのがよいのだろう。

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